2023.5.20号 こぼれ話

「東京物語」監督
小津安二郎生誕１２０年

尾道が舞台となっている映画「東京物語」の小津安二郎監督は、今年で生誕１２０年、没後60年。１９０３年（明治36年）12月12日生まれで、 63年（昭和38年）12月12日没。２０１２年に英国映画協会の「世界の映画監督３５８人の投票」で、最も優れた作品として選ばれたのが小津監督の映画作品「東京物語」。尾道で暮らす年老いた夫婦が、東京で暮らす子どもたちに会うために上京する。神秘的かつ細やかな叙述法により家族のつながりと喪失という主題を、見る者の心に訴えかける作品と寸評されている。