株式見通し No.37「日本株は当面、ボックス圏で推移すると想定」

日本株は米国株の軟調推移に加え、海外投資家が9月第3週に現物で5,276億円の売り越しとなったことから、上値が重い展開となった。また、海外投資家は2015年半ば以降、日本株を継続的に売り越している。さらに、安倍政権の政策を継承すると宣言した菅氏の首相就任はおおむね市場予想に沿ったものであったため、市場では材料視されず、海外投資家の日本株買い戻し要因とはならなかった。ただ、黒田日銀総裁が「23年4月までの任期を全うする」と明言したことで、今後も日銀のETF買い入れによる日本株の下支えが見込まれる。

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2020-10-20 | Posted in 2020.10.20号No Comments »