この人に聞く 浅野味噌株式会社 代表取締役 浅野 利夫氏
直販のコミュニケーション大切に
全国の消費者へ「府中味噌」を販売
約380年前に、地元の大豆と米、松永の塩を使って製造されるようになったという「府中味噌」。江戸時代には福山藩の贈答品として愛用され、参勤交代を通じて全国にその味の評判は広まった。
時は移り、浅野味噌が創業したのは明治後期の1904年。明治以降交通網の発達に伴い、みその流通はさらに広まったが、昭和から平成へと進むにつれ、人々の食生活が多様化。全盛期には十数社あったらしい府中味噌の業者も、40年ぐらい前には8社にまで減少。現在は3社となった。
100年を超える長寿企業が続けてきた変革と、変わることのない顧客への姿勢を浅野味噌㈱の浅野利夫社長にお聞きした。
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