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今さら聞けないゴルフ用語①
「ルースインペディメント」
 ゴルフコース上ではあるがままにプレーしなければなりません。球のライ、スタンス区域、スイング区域、プレーの線やドロップまたはプレーすることになる救済エリアを改善してはいけません。また、プレーヤーはストロークに影響を及ぼす状態が改善されてしまう場合には次の行動をとってはいけません。
・生長または付着している自然物、動かせない障害物、不可物な物や境界物を動かしたり壊したりすること。
・ルースインペディメントや動かせる障害物を、スタンスの場所を作るために所定の位置に置くこと。
・地面を変えること。
・砂やバラバラの土を取り除く、または押し付ける行為。
・霜、露、水を取り除く行為など。
 ルースインペディメントとは、分離した自然物のことで、石や分離した草、葉、枝、小枝や、動物の死骸や排泄物、ミミズ、昆虫や簡単に取り除くことができる類似の動物、そしてそれらが作った盛り土やクモの巣や蟻塚など。また、エアレーションプラグを含む圧縮された土の塊などをいいます。
 逆に、ルースインペディメントではないものは、付着している、また生長しているもの、地面に食い込んでいて簡単に拾い上げられないものや、球に貼りついているものです。
 コース上、コース外のどこでもプレーヤーは罰なしにルースインペディメントを取り除くことができますが、2つの例外が重要なポイントです。
 1つ目の例外は、球をリプレースしなければならない場所にあるルースインペディメントを取り除くこと。2つ目の例外は動いている球に影響を及ぼすルースインペディメントを故意に取り除くこと。
 プレーヤーがルースインペディメントを取り除いたことが自分の球を動かす原因となった場合は、その球を元の箇所にリプレースしなければなりません。その場所がパッティンググリーンまたはティーイングエリア以外の場所に止まっていた場合、そのプレーヤーは1罰打を受けます。
 ゴルフはあるがままにプレーするスポーツです。試合ではないからと、勝手に「6インチ、オッケー」などばかりしていると、本来のルールとは違うスポーツになってしまいます。同伴競技者と気持ちよくプレーするために、最低限のルールとマナーを身につけましょう。北海道ゴルフ連盟/中国ゴルフ連盟「これだけは知ってコースへ」より引用
転堂美佐子(玉の浦ゴルフ練習場営業部マネージャー)/監修・松原衣江プロ(JLPGAツアープレーヤー)

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2023-08-05 | Posted in 2023.08.01号No Comments »