2026.04.10号 ニュース・イン・シティ

ふくやま書道美術館
備後ゆかりの漢字書家を紹介

ふくやま書道美術館(福山市西町2―4―3)は5月6日(水・振)まで、春の所蔵品展「備後ゆかりの書家たち―漢字」を開催している。

福山市は漢字・かな・前衛書家が活躍する書が盛んなまち。福山市名誉市民のかな書家・桑田笹舟は戦後まもなくから書の普及に尽力し、現在の「書のまちふくやま」の礎を築いた。
 笹舟をはじめ笹舟の子弟で誠之館高校の浮乗水郷、吹抜溪風、府中高校の高尾泉石たちは、若手の書家や教育者(書道の教師)の育成にも尽力。当時日本の中央書壇で活躍していた40代の漢字書家・村上三島、かな書家・宮本竹逕、前衛書家・宇野雪村らを講師として呼び、書の講習会や錬成会を開いた。

これを契機として当時20代の書を志す桑田三舟(かな)、栗原蘆水(漢字)、大楽華雪(前衛)が生まれていった。この作家たちは中央書壇で活躍するとともに、地元備後地方においても書家や教育者の育成に力を入れた。

そこで育ってきたのが中室水穂(かな)、石永甲峰(漢字)らだ。そのためこの地には漢字、かな、前衛の書家が数多く生まれていくこととなった。

同展は2期に分け、備後福山にゆかりのある漢字書家を春の所蔵品展で、同じくかな書家を夏の所蔵品展で紹介する。

観覧料は一般150円、高校生以下無料。開館時間は9時30分から17時まで。月曜休館だが5月4日(月・祝)は開館する。

問い合わせ℡084・925・9222ふくやま書道美術館

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2026-04-06 | Posted in 2026.04.10号No Comments »