2026.03.20号 ニュース・イン・シティ

福山が生んだ異才の洋画家
小林徳三郎の画業をたどる

ふくやま美術館(福山市西町2―4―3)は4月11日(土)から6月7日(日)まで、特別展「小林徳三郎 福山が生んだ異才の洋画家、その豊かな軌跡」を開催する。

小林徳三郎は広島県福山町(現・福山市)に生まれ、大正から昭和にかけて活躍した洋画家。東京美術学校(現・東京藝術大学)を卒業後、若い芸術家たちが自由な表現を求めて集った前衛的なグループ・フュウザン会に参加し、新しい絵画のあり方を模索した。

1923年以降は春陽会を中心に活動し、イワシやアジといった身近な魚を描いた作品を多く描き「鰯の徳さん」と呼ばれ、高く評価された。

40代半ばからは子どもたちの日常を描きとめた作品が増え、柔らかな色合いで親しみのある画風を確立。晩年には江の浦(沼津市)などの自然風景に関心を寄せ、入り江や渓流などを繰り返し描き、死の直前まで作品制作に打ち込んだ。

資生堂の福原信三や写真家の野島康三など、著名な実業家や文化人とも多く交流した小林。同展は300点を超える作品と資料から、その豊かな画業をたどる初めての大規模な展覧会となる。

開館時間は9時30分から17時まで。月曜休館。ただし5月4日(月・祝)は開館、7日(木)は休館。観覧料は一般1500円、高校生以下無料。

問い合わせ℡084・932・2345ふくやま美術館

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2026-03-19 | Posted in 2026.03.20号No Comments »