2025.12.20号 この機に語れば
女性1級表装技能士が誕生
東洋額装で溝口さん合格

溝口華純さん
東洋額装㈱
住所:東洋額装㈱福山市加茂町八軒屋3
電話:(084)972-55773
掛軸や和額、屏風、衝立などの表装を手がける東洋額装の職人、溝口華純さんは、国家資格である1級表装技能士に最短期間で合格した。実務経験3年以上で2級を取得し、さらに2年以上の経験が必要な難関資格で、同社での合格者は6人目、女性では3人目となる。実技試験では鉋やのこぎり、裁ち包丁など、現在では使う人が少ない伝統的な道具で仕上げる必要があり、繊細な技術に加え体力や集中力も求められる。溝口さんは「不器用で思うようにできず涙することもありましたが、就業後や休日の時間を練習に充て、3カ月諦めず努力を重ねました。努力が実り嬉しい」と話す。「日本書道ユネスコ登録推進協議会」は、「日本の書道文化」をユネスコの無形文化遺産として登録することを目指し活動を続けているが、来年には登録される予定。若い職人の励みにつながると海外からも注目される。
デニムでつくる布草履
工房で体験講座を開催

南 真由美さん
布草履工房 南 布草履作家
住所:福山市今津町7-7-18
MAIL:nonmayu1202@gmail.com
SNS:Instagram:@zori.373
インディゴの濃淡と波のような編み目が特徴の「デニム草履」。デニムを裁断、縫製、洗い、糸切り、もみ上げ、紐状にして1本ずつつぎ足しながら仕上げ、1足にかかる工程は約3週間。鼻緒にはビンゴ絣や刺し子など希少な生地を使用している。布草履作家の南さんは「デザイン性と履き心地の両面を追求して、意匠登録をしました。今年の5月に開催された世界バラ会議福山大会へは初出店しています。じばさんフェアの体験企画では、2日間通して満席となるほど好評でした。今後も積極的に親しむ機会を作りたいと思います。工房では毎月『デニム草履作り講座』を行っています。ほかにも、かかとの部分がない『足半(あしなか)作り』の講座もあります。どちらも手ぶらで楽しく受講できると人気です。ぜひ、気軽にお問い合わせください」と話す。問い合わせは、メールかInstagramから。
生徒の進路指導の参考に
高校やポリテクの先生が企業見学

森下秀法さん
㈱アドテックプラズマテクノロジー 社長
住所:福山市引野町5-6-10
電話:(084)945-1300
URL:https://www.adtec-rf.co.jp/
福山商工会議所や中国経済産業局は12月3日、高校やポリテクカレッジの先生が参加する企業見学会を開催。地元半導体関連業界の㈱アドテックプラズマテクノロジーを見学した。見学前の会社説明では、森下秀法社長も自ら説明に立ち「半導体は『産業のコメ』といわれ欠かせない存在。日本は半導体で勝てなかったが、当社のような装置産業は生き残っている。生産は海外に移したが、本社は福山から離れるつもりはない。当社では、情報系や工学系出身の新卒でも、ほぼ一から仕事を学ぶので、専門分野の違いなどは心配ない。それよりも高校生が進路を決めようと思ったら親や先生のサポートが必要になるので、先生方は生徒の能力を見て『ここがいいんじゃないの』と思う先を早めに勧めてほしい」と、熱弁を振るいつつ、先生にも要望を出した。なお、参加者一行はこの日、アテル㈱も見学した。
BINGO OPEN インターンシップ
リアルな体験で新しい自分を発見

香川直己さん (工学部 電気電子工学科 教授)
福山大学 キャリア形成支援委員長
住所:福山市学園町1三蔵
電話:(084)936-2111(代)
BINGO OPENインターンシップ2025の3大学合同成果報告会が開催された。キャリア形成支援委員長の香川直己教授は「学生にとって、実際の職場で経験する5日以上のインターンシップは、進路を考える上で大きな意味を持ちます。知らなかった企業の業種や職種に触れたことで、新たな興味や覚悟が芽生えたという声も多く、企業側からも、学生の気質や関心を早期に把握できる好機となったと評価をいただいています。来年2月には、福山大学主催でインターンシップ説明会を予定しており、具体的な事例紹介やプログラムの相談も行います。受け入れ条件は5日以上となりますが、現地での実務体験を通じて、学生と企業のミスマッチを防ぐことにもつながります。ぜひ多くの企業の方に大学までお問い合わせいただき、次世代の育成にご協力いただきたいと考えています」と話す。
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