この人に聞く 福山大学工学部建築学科 教授 佐藤 圭一氏

備後の地域遺産と伝統建材を研究
地域と連携し後世への継承へ寄与

 

 2015年に福山大学に着任し、建築学科で研究と学生の教育に取り組む佐藤圭一教授。備後表や備後産イグサの研究に取り組み、備後表継承会も立ち上げた。また「備後柿渋」についても、持続可能な柿渋生産の確立に向けて研究する。

 もう一つ、佐藤教授と地域を結ぶ研究は地域遺産。福山市神辺町の住民に佐藤教授が協力し、地域遺産を独自に策定してまちづくりに生かす動きが進む。㈻福山大学も同町旧西国街道沿いにある旧松本家住宅を25年3月に取得。神辺駅前サテライトキャンパス「神な備」として活用しながら、リノベーション計画を策定し、今後改修を進める。

 佐藤教授に研究と地域とのかかわりを聞いた。

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2025-12-09 | Posted in 2025.12.10号No Comments »