この人に聞く 八朔ゆかりの会 会長 田中 康貴氏

ロマンあふれる八朔発祥の地因島
八朔の父・田中清兵衛と八朔物語

 尾道市因島田熊町は八朔(ハッサク)の発祥地。2022年10月に八朔ゆかりの会が設立され、八朔にゆかりのある大信産業㈱会長の田中康貴氏が会長に就任。毎年、八朔が食べごろとなり、出荷が本格的に始まる2月1日には因島田熊町の因島密厳浄土寺で「八朔地蔵加持力法要」が開催され、八朔関連産業の発展が願われている。八朔が発見されたのは江戸時代末期、法要を営む同寺の第15世住職、小江恵徳(おごうえとく)上人が寺領の南斜面に自生していた甘酸っぱく甘味な柑橘を見つけた。明治19年の1886年に「八朔」と命名され、田中会長の本家筋田中清兵衛が技術指導と販売戦略で生産と販路を広めた。

*この記事の全文は登録会員(有料・紙面購読者は無料)のみに表示されます。
閲覧する為には、登録会員の方はログインを、新規ユーザーの方は下記フォームより、登録の手続きを行ってください。

既存ユーザのログイン
   
新規ユーザー登録
*必須項目
2025-11-29 | Posted in 2025.12.01号No Comments »