尾道LC公開講演会全盲の教師が語る、命の授業

尾道ライオンズクラブは、8月5日（火）12時30分から13時30分まで、元岡山盲学校教頭の竹内昌彦氏を招き、公開例会として講演会「見えないから、見えたもの」を開催する。

竹内氏は幼少期に失明し、全盲の教師として約40年にわたり教育現場に立ち続けてきた。講演では、いじめや差別、最愛の息子の死といった困難を乗り越えてきた実体験をもとに、「人はどんな状況からでも前を向いて生きられる」という力強いメッセージを伝える。笑いと涙を交えながら命の尊さを語る60分の「命の授業」は、多くの聴衆の心を打ってきた。また、竹内氏が設立に関わったモンゴルやキルギスの盲学校や、手術で視力を取り戻せる子どもたちの支援を目的とした「ヒカリカナタ基金」の活動も紹介される予定。子どもたちの未来に光を届ける取り組みは、多くの共感と感動を呼んでいる。