2025年 備後の基準地価

土交通省は3月18日、2025年1月1日時点の全国の公示地価を発表した。全用途の全国平均は前年比2・7%(前年2・3%)上昇で、商業地、住宅地ともに4年連続の上昇となった。

国は上昇傾向について観光地では外国人向け宿泊施設や住宅への投資需要も強いとしている。
三大都市圏の商業地はで7・1%(同5・2%)、地方圏で1・6%(同1・5%)、全国平均も3・9%(同3・1%)とそれぞれ上昇した。

地方圏の商業地は1・6%(同1・5%)の上昇だった。半導体関連企業の進出で様変わりしている北海道千歳市地点は48・8%上昇、熊本県菊陽町の地点は30・9%上昇した。

広島県の商業地は2・7%(同2・4%)上昇、住宅地も1・3%(同1・0%)上昇した。JR広島駅の新しい駅ビルが今年3月にオープン。再開発による利便性向上が見込まれた駅周辺での上昇が目立った。

岡山県の商業地は2・1%(同1・8%)、住宅地は昨年と同じ0・8%の上昇だった。岡山市内の複合施設「杜の街グレース」付近で大きく上昇した。

福山市の最高価格は伏見町4―38の元銀行=写真で63万7000円(前年59万3千円)と7・4%上昇。尾道市の最高価格は土堂1―8―20の事務所で18万8千円(前年18万5千円)。三原市の最高価格は城町1―8―2の店舗で3年連続同額の16万1000円。府中市の最高価格は府中町永井25―3外の旅館で4万9200円(同5万200円)と2・0%下落した。

PDFのダウンロード
基準地価

*この記事の全文は登録会員(有料・紙面購読者は無料)のみに表示されます。
閲覧する為には、登録会員の方はログインを、新規ユーザーの方は下記フォームより、登録の手続きを行ってください。

既存ユーザのログイン
   
新規ユーザー登録
*必須項目
2025-04-08 | Posted in 2025.04.10号No Comments »