この人に聞く 洋画家 木梨修氏

しぶや美術館では２０２４年の企画展として「木梨修展」を開催している。尾道市向島出身の洋画家である木梨修氏は、独立展で主に作品を発表し、１９９２年には、備後地域の芸術文化発展に尽力された小林和作の思いを継ぐ「小林和作賞」を受賞。鮮やかな色彩と綿密な描写力、大胆で独創的な構図が特徴の彼の作品は、現実の風景を描きながらも異世界を感じさせる魅力がある。

　同展は２００号の大作を中心に展示されており、彼の独自の視点と技術を堪能できる特別な機会の展覧会。さらに、初公開となる新作も展示されており、木梨氏の進化し続ける創作活動を直に感じることができる。木梨氏に話を聞いた。