2023.12.20号 こぼれ話
ゾロ目第2222号
節目に甲辰年を思う
12月は師走、僧侶もせわしなく走る時期。速いもので、12月の中でも今年の最終号をお届けする時期となった。
あわただしさの中で記念事業を企画することもなかったが、先号の発行号が第2222号だった。2のゾロ目。ネットで検索すると2が4つ並ぶゾロ目は信じる心の大切さを伝えていて、夢や願いが叶う表れという縁起のいい意味もあるようだ(セゾンのくらし大研究の占い師)。
弊誌「びんご経済レポート」は1962年に旬刊誌として創刊、10日ごとに備後地域の企業、経済の動きを中心にお伝えしてきた。ネット情報の真偽が疑われる昨今、信じられる情報を創刊時からお届けしてきたが、先号の第2222号を機に改めて信頼される情報の発信を心したい。
そしていま、当社では新たなネット事業創造に向け準備を進めている。びんご地域の住宅産業に焦点を当て、まちに立ち並ぶ住宅はどんな人が、どんな技を駆使し、どんな思いを形にしているのか?深掘りし、人が形ある空間で営む生活にどんな影響を与えているのか?明らかにして行きたい。2のゾロ目を機に、来年はそんな願いを実現させる節目としたい。
次に3が4つ並ぶゾロ目、第3333号はざっと30年後。AIが仕事を大きく変えると話題になった今年、30年後はどんな「びんご経済レポート」になっていることやら?想像も難しい。
しかし世の中にはどんな環境でも不変で普遍の価値観があり、人が生きていくために必要不可欠な情報もある。情報には真偽が付き物。昨今ではフェイクニュースが増え、AIが本物そっくりの画像を自在に操り、あたかも本人がしゃべっているような偽ニュースまで飛び交う。ますます信用の価値は高まっている。
来年は2024年、令和6年、皇紀2684年、干支は甲辰(きのえ・たつ)。蛇足ながら2222年まではあと199年。
来年、皆様それぞれに周年や節目があるとお察しいたします。どのように事業戦略を進めるか?熟考する年の瀬、どうぞ、よい年をお迎えください。(J)
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