福山平成大学 寄付講座開講

福山平成大学経営学部は、「リテールマーケティング（販売士）講座」を㈱フレスタホールディングス（広島市安佐南区）からの寄付講座として、同社社員が講師となり、学生に指導している。

この講座は販売士の資格取得を目的に開講。現場で実践している同社の社員が、専門知識や現場での体験談などを盛り込み、学生がイメージしやすく興味を引く内容となっている。

10月2日（金）の３限目に開かれた講座では、同社グループ管理本部人事総務部、部長兼広報・危機管理対策担当の渡辺裕治さんが講師を務めた。同社では毎年１、２人をＭＢＡ取得を目標に大学院へ進学し、授業料の半額を支援している。渡辺さんは「ＭＢＡを取得した社員が、大学などで教えることにより、本人のスキルを高めることができる。また、周囲の社員のモチベーションも高まる」と寄付講座の効果を話す。

フレスタと福山平成大学は平成28年12月９日に連携協定を結び、フレスタの商品開発など産学連携に取り組んでいる。