この人に聞く 尾三地方森林組合 代表理事組合長 小川健太郎氏
事業の多角化で健全経営進め
地球環境保護と治山治水に貢献
尾三地方森林組合(以下同組合)は尾道と三原にあった森林組合が合併し、設立された協同組合組織になる。2015年には芸南地方森林組合を合併。安芸地方南東部の沿岸部や島しょ部が新たに管轄エリアに加わった。
旧芸南エリアを含めた管轄内の森林では、杉やヒノキが少なく、同組合では造林事業やバイオマス原料の販売、道路や河川、施設周辺の除草・除伐作業など、木材生産だけに依存しない収益構造を確立した。利益は組合員への配当でなく、一部を組合独自の森林整備助成金として活用。自治体などの助成金と組み合わせれば、組合員の自己負担がほぼ生じない形で、森林整備が可能という。
同組合の小川健太郎組合長に、最近の取り組みを中心に話をお聞きした。
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