巻末特集「地域密着営業を続け60年」㈱丸鋲

福山市鞆町の工場で船舶用ボルト製造から事業を開始した同社は、2019年4月に創業60周年を迎える。地域に密着したサービスに強みを持ち、得意先の注文に短納期で対応。営業は、納品先の店舗などの棚へ商品を並べ、棚の掃除まで行った上で在庫確認を実施。次回の注文受注や商品補充の提案を行うこともある。住宅から大規模競技用施設まで、構造物になくてはならない存在であるネジに向き合い続ける同社の歴史を振り返る。
鈴木社長は、14年11月に就任し、現在5期目となる。最初の2~3年は社業が慌ただしく、苦労が絶えなかったという。17年からは、社長独自色を打ち出す経営方針へ転換。世の中のニーズは移り変わり、かつて需要の高かった住宅建材は減少の一途をたどる。一方で、畜産向けの建物などに新たな需要も生まれている。変化の激しい業界の話を、鈴木社長に伺った。

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2019-03-26 | Posted in 2019.3.20号No Comments »