2026.11.10号 この機に語れば
新廉塾の第2弾が開講
地域の未来を共に考える

小川長さん
福山平成大学 経営学部 教授
住所:福山市御幸町上岩成正戸117-1
電話:(084)972-5001
福山平成大学経営学部教授の小川長さんは「新廉塾は、江戸時代の儒学者・菅茶山先生が神辺に開いた廉塾の精神を受け継ぎ、地域の課題や将来について皆さんと一緒に考える学びの場です。少子化や人口減少が進む中、住民や学生、企業などが立場を超えて知恵を出し合うことが大切です。第2弾は、10月から翌年9月まで、毎月第3金曜日の午後6時から8時まで、福山市神辺町の神な備(旧松本家住宅)で全12回開催します。地域の魅力を再発見し、次の世代へ大切な文化や思いをつなぎたいと考えています。気軽に語り合い、新たな気づきや交流が生まれる場にしたいですね。参加無料で申し込みも不要です。多くの皆さんと地域の未来を考えていきたいと思います。地域のことを誰かに任せるのではなく、自分たちの暮らしに関わる問題として捉え、できることから行動するきっかけにしたいです」と話す。
ものづくりの未来を担う
地域に根差した人材育成

尼本英紀さん
広島県立福山高等技術専門校 校長
住所:福山市山手町6-30-1
電話:(084)951-0260
URL:https://www.pref.hiroshima.lg.jp/soshiki/185/
広島県立福山高等技術専門校の尼本英紀校長は「本校はものづくりの現場で必要とされる知識や技能を身に付け、地域社会に貢献できる人材の育成を目指しています。自動車整備、電気設備、建築、機械システム、溶接加工の5科を設け、専門性を高める教育を行っています。大切にしているのは実際に手を動かしながら学ぶ実習です。基礎から段階的に技術を習得することで、未経験でも力を付けられるよう教員が一人一人の習熟度に応じて丁寧に指導しています。また技術だけでなく、仕事に対する責任感や協調性を育むことも重要だと考えています。訓練生が自信を持って社会に踏み出し、地元企業の第一線で長く活躍してくれることが私たちの願いです。これからも地域の産業界とのつながりを大切にし、企業から信頼される技術者を一人でも多く送り出せるよう、教育内容の充実に努めてまいります」と話す。
重機の使用が困難な
庭木や裏山などの樹木を伐採

桒田嵩平さん
㈱MORITOHITO 代表取締役社長
住所:福山市奈良津町3-11-24
電話:(080)6331-8350
URL:https://mori-to-hito.co.jp
森林整備や里山・森林体験プログラムを手掛ける㈱MORITOHITOは10月から、ツリーケアや特殊伐採などに対応する「庭木から裏山の木のお困りごと対応」サービスを正式にスタートした。同社が森林の仕事をしていると知った近所から、庭木や住宅脇斜面の木の伐採を依頼されたのがきっかけ。桒田嵩平社長は「伸びて危なくなった庭木などの伐採をどこに頼めばいいか分からない、という方は意外に多い。伐採は当社が専門にする業務ではないが、困っている方がいるなら今後も対応しようと正式にサービス化した。重機の使用が困難な場所ならご相談ください。ツリークライミング技術で木に登り、頭頂部に近い位置から少しずつ切っていくので、周りの建物などに木を倒すことはありません。伐採した木は、処分費用がなるべく抑えられるように、可能な限り有効活用できるようになりたい」と話す。
県内商工会初の「壮青年部」発足
本会と青年部のつなぎ役など期待

佐藤元泰さん
福山あしな商工会壮青年部 部長
住所:福山市新市町新市820-1
電話:(0847)52-4882
URL:http://www.hint.or.jp/~f-ashina/
福山あしな商工会は9月26日、県内の商工会で初の壮青年部(23人)を発足した。初代部長は、㈲新栄自動車社長の佐藤元泰さん。佐藤部長は「昨年7月に検討委員会を立ち上げ、今年2月に他地域の青壮年部を視察して『作るべき』と結論付けました。5月に本会(親会)の理事会でも設立を承認。8月の説明会を経て設立総会に至りました。壮青年部の対象年齢はおおむね45歳から55歳です。今までは青年部を卒業後、商工会との縁が薄れる人も多かった。壮青年部が青年部や会員事業所で社会経験を積んだ年齢層の受け皿になれば、本会と青年部・女性部・各部会をつないで連携する『ハブ』の役目が果たせる。まずは部内での親睦を高めてお互いを知ることから始め、本会や各部・部会とも親睦・連携を図りたい」と話す。県内では同商工会に続き複数の商工会で、壮青年部発足に向けた検討や準備が進む。
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