2026.08.10号 この機に語れば
地域で支える介護の力
住み慣れたまちでの暮らしを守る

羽田 冨美江さん
鞆の浦・さくらホーム(㈲親和) 代表取締役会長
住所:福山市鞆町鞆552
電話:(084)982-4110
URL:https://tomo-sakurahome.net/
福山市鞆町と兵庫県相生市で介護・福祉事業を展開する、鞆の浦・さくらホーム。利用者が住み慣れたまちで安心して暮らし続けられるよう、現在は利用者や住民の生活区域半径400m以内に5つの拠点事業所を配置し、身近な場所で支え合う介護を実践している。羽田冨美江代表は「事業の原点は自身の介護経験です。介護で心身ともに疲れていたとき、近所の方から掛けられた温かい言葉に救われ、地域で暮らす豊かさを実感しました。その思いを大切にし、2004年に古い空き家を改修して事業所を開設しました。当初は反対の声もありましたが、支え合う介護を信念に歩み続けてきました。利用者の多くは住み慣れたまちで自分らしく暮らしたいと願っています。誰もが気軽に立ち寄れるなじみの店のような場所を目指し、まち全体で一人ひとりを見守る環境を育てていきたいです」と話す。
福山巴里祭りでシャンソンを楽しむ
音楽活動で地域を元気に

岡崎雅亮さん
備後シャンソンを楽しむ会 代表
住所:福山市沼隈町草深952
電話:(084)987-1818
音楽を通して地域を元気にする活動を続けている、備後シャンソンを楽しむ会。2020年から活動の一環として始めた「福山巴里祭り」は毎年開催を続け、福山市をはじめ全国各地から出演者が集まるイベントへと成長。現在では40人以上が出演する大きな音楽祭となっている。岡崎雅亮代表は「若い頃から歌うことが大好きでした。東京で仕事中心の日々を送っていましたが、50代を過ぎて東京で聴いたシャンソン歌手の公演に感動。本格的にシャンソンを始めるきっかけとなりました。定年後は福山へUターンし、活動を深めました。現在、後期高齢者を中心とした約20人で『のほほんファミリー』も結成し、寺などで歌声を届けています。年を重ねても好きなことを続け、日々を楽しんでもらいたい。これからも備後地域でコンサートを開催し、歌うお手伝いをさせていただきたい」と話す。
学びを支える教材
デジタルと上手に付き合う

手塚雄三さん
広島県教科用図書販売㈱ 代表取締役社長
住所:尾道市東尾道10-21
電話:(0848)20-2002
広島県教科用図書販売㈱は教科書の供給だけではなく、学校向けデジタル教材の開発・販売も行う。手塚雄三社長は「当社は、児童生徒がデジタル機器との付き合い方を学ぶ教材『事例で学ぶNetモラル』を全国の学校へ提供しています。危険だから使わないと禁止するのではなく、インターネットの注意すべき点と便利さを知り、暮らしをより良くするために積極的に活用していく内容を心がけています。教材はタブレットや電子黒板など多様な環境に対応。先生にとっては授業で使いやすく、子どもにとっては持ち帰って宿題として取り組める構成にしています。これから人口や働き手が減少し、新しい技術を生かす力が一層重要になります。そのためにも、子どもの頃から正しい心構えを身につけ、豊かな人生を送ることに役立てて欲しい。現在全国で9千校以上導入されており、1万校を突破したい」と話す。
音楽で人が集うまちへ
尾道に新たなにぎわいを

松尾 太さん
BAR鶯 代表
住所:尾道市十四日元町1-8
電話:090-9732-4414
SNS:Instagram:@uguisubar
BAR鶯うぐいす オーナー松尾太さんは、尾道市十四日元町で店を構えて13年になる。気軽に立ち寄れる本格バーを営む傍ら、近年は商店街の活性化にも力を注ぐ。昨年、「尾道港街音楽祭」を初開催し、今年の土曜夜店では商店街と連携して音楽演奏や大道芸を企画するなど、人が集い、地域がにぎわう場づくりに取り組んでいる。また、演奏者やパフォーマーが活躍できる場を増やし、市民が芸術文化に触れられる機会づくりにも力を入れる。松尾さんは「私が目指しているのは、音楽をはじめとした芸術文化が尾道に根付くことです。演奏する人も応援する人も楽しめる環境をつくり、人が集い、尾道全体が元気になるきっかけになればうれしく思います。当店では尾道をイメージしたオリジナルカクテルもご用意しています。これからも尾道の文化を育み、地域を盛り上げる活動を続けてまいります」と話す。
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